PGA TOURは世界中のファンに対する投資と決意のシグナルとして、2025年のザ・プレーヤーズ選手権よりPGA TOURワールドフィード（国際映像）を立ち上げることを発表した。来年1月にオープンするPGA TOURの新しいコンテンツセンター「PGA TOURスタジオ」から配信されるフィードは、カスタマムグラフィックやインターナショナル（国外向け）コメンテーターなどで補完されることによりPGA TOUR及び全世界のパートナーがインターナショナルプレーヤー（外国人選手）を対象にカスタマイズされた放送やプロットをファンに提供することができる。

「PGA TOURワールドフィードの立ち上げとそれが世界のゴルフファンのために何を示すのかを正式に発表できることを心から嬉しく思います。PGA TOURスタジオが稼働し、増え続ける視聴者に世界クラスの選手や大会を紹介する機会を増やすことは重要なステップであり、数あるステップの中の最初の一歩となります」とPGA TOURの最高商業責任者リック・アンダーソンは語った。

PGA TOURの2025年FedExCupシーズンが始まると同時に、カスタマイズされたグラフィックパッケージとインターナショナルゴルファーに焦点を当てた特定のカメラを使用する新しいフィードはインターナショナル（国外）メディアパートナーとその視聴者専用に制作、キュレーション（収集、選別、編集）される。新しいライブ放送では、大会を通して現地レポーターが出演、一部のFedExCupイベントでは最大6台の専用カメラを設置することでインターナショナルプレーヤーをより幅広くカバーできることになる。ザ・プレーヤーズ選手権でのデビュー以降、ワールドフィードは2025年のスケジュールの残り全ての大会で制作される。

PGA TOURは20年以上にわたりエンハンスドインターナショナルフィード (改良版国外向け放送映像EIF) を提供してきたが、現在のEIF制作モデルは米国のフィードを補完するだけであるのに対し、ワールドフィードは上位選手や大会全体の流れを追いながら、インターナショナルメディアパートナーにその地域に関連するコンテンツを提供する別の専用フィードとなる。ワールドフィードの立ち上げは、今後数年間で、母国語のアナウンサーやグラフィックを使用し、特定の国にローカライズされたライブフィードを制作するための最初のステップであり、世界的なファンエクスペリエンスを高めるための大きな一歩となる。

ワールドフィードを通じてインターナショナルプレーヤーにより焦点を絞った映像をとらえることで、PGA TOURがSNSプラットフォームやデジタルプラットフォームで質の高いコンテンツをキュレーションおよび配信することも可能となる。

「PGA TOURは、世界中のゴルフファンが求めているもの、毎週、自国の人気プレーヤーをより多く放送できることを誇りに思います。2025年にPGA TOURスタジオがオープンすることで、ワールドフィードを含む全く新しい番組の制作が可能となり、世界中の視聴者をこれまで以上、アクションに近づけることができます。」と、PGA TOURメディア責任者シニアバイスプレジデントのルイス・ゴイコーリアは語った。

アメリカ、フロリダ州ポンテベドラビーチのPGA TOUR本部内に位置する PGA TOURスタジオは、世界最大のゴルフコンテンツライブラリを擁する 165,000 平方フィートの施設で、PGA TOUR LIVE、PGA TOUR Champions、Korn Ferry Tour のライブ中継制作、ソーシャルメディア、デジタルオペレーション、国際メディアなど、PGA TOURメディアの全業務がここで行われる。

【PGA TOURについて】

『PGA TOUR』は、ゴルフ界最⾼峰の選⼿が集まる舞台を作り、ファン、パートナー企業、世界のコミュニティにインスピレーションと感動を与えることに従事しています。

フロリダ州ポンテベドラビーチに本部を置くPGA TOURはPGA TOUR、PGA TOUR Champions、Korn Ferry Tour、及びPGA TOUR Americasの試合を共催しPGA TOUR Q-School presented by Korn FerryとPGA TOUR Universityを運営しています。PGA TOURのメンバーは、28の国と地域を代表する世界屈指の選⼿たちです。ゴルフと言うスポーツで歴史的かつ未来に語り継がれていくであろう瞬間をファンが見逃さないためPGA TOURはアメリカ国内向けの中継においては、長年CBS、NBC、Golf Channelと、ライブストリーミングサービスはESPN＋とパートナー契約を交わしています。アメリカ国外では、PGA TOURの試合は提携する44の現地放送局やインターネット放送局を介し、200を超える国と地域において、30言語で放送されています。さらに、全試合が⾮営利⽬的で開催されているため、チャリティへの貢献を最⼤重要視しており、これまでのチャリティ総額は39億3000万ドルを超えます。