PGA TOUR理事会が未来競技委員会の提案を承認

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The PGA TOUR announced Tuesday it will debut a new competitive structure for the 2028 season featuring two distinct series of tournaments. (Keyur Khamar/PGA TOUR via Getty Images)

The PGA TOUR announced Tuesday it will debut a new competitive structure for the 2028 season featuring two distinct series of tournaments. (Keyur Khamar/PGA TOUR via Getty Images)

アメリカ時間の月曜日、PGA TOURの理事会が未来競技委員会からの一連の提案を承認し、2028年に実施される新たな競技構造を確立した。競争の明確さと重要性の高まりにより、新モデルはファン、プレーヤー、パートナーにより魅力的で価値の高い体験を提供する。

新モデルでは、PGA TOURが構成する2つのシリーズ、PGA TOURチャンピオンシップシリーズとPGA TOURチャレンジャーシリーズによる大会が同時に開催される。このシステムは、昇格と降格の仕組みを持つ真の実力主義を確立する。PGA TOURチャンピオンシップシリーズでは、トッププレーヤー同士が常に競い合い、シーズンを通して世界最高のゴルファーを特定するドラマへと導く。PGA TOURチャレンジャーシリーズは、PGA TOURチャンピオンシップシリーズへの主要な道筋としてツアーの重要な一部となり、プレーヤーはゴルフ界の最高峰へ登りつめるために競い合う。

PGA TOURのブライアン・ロラップ最高経営責任者は「創設当初から、未来競技委員会はPGA TOURの最高の形を作り上げることに重点を置き、選手たちの声やファンの期待を反映する形で進めてきました。その結果が、実力主義に基づいたより明確な道筋、さらに高まる重要度、トッププレーヤーが常に競い合う新たな競技モデルです。このモデルは未来のPGA TOURを形成するものであり、今後は詳細を詰め2028年の実施に向けて準備することに焦点が当てられます」と話した。

昨年8月に創設された未来競技委員会は、3つの戦略的優先事項に従い、既存の競技モデルの包括的な見直しを行った。⑴シーズンを通じてフィールドの一貫性と質を向上、⑵プレーヤーが出場資格を獲得または維持するための明確な仕組みの作成、⑶ファンやパートナーに向けてより構造的で高いレベルの競争の提供。これらはすべて実力主義を強化しPGA TOURを向上させる。

9名からなる未来競技委員会は、パトリック・カントレー、マーベリック・マクニーリー、キース・ミッチェル、アダム・スコット、カミロ・ビジェガス、タイガー・ウッズ(会長)の選手代表6人とジョー・ゴーダ―、ジョン・ヘンリー、セオ・エプスタインの戦略ビジネスアドバイザーの3人で構成される。

PGA TOUR理事会のジョー・ゴーダ―会長は「未来競技委員会は選手、指導部、パートナーによる有意義な関与に基づき、入念かつ非常に協力的なプロセスを実施しました。ブライアン(ロラップ)と彼のチームは、この取り組みを明確かつ実直にリードし、変化を続けるゴルフ界の環境に対応したプレーヤー主導のアプローチが結果に反映されるようにしました。理事会は、このモデルがPGA TOURの進むべき道であり、今後の組織の基盤を強固にするものであると自信を持っています」と話した。

未来競技委員会の会長を務めるタイガー・ウッズは「この取り組みは限られた選手や個人のためではなく、次世代のファンや選手のために可能な限り最強な形のPGA TOURを設計する為のものでした。創設当初から委員会は、ファンにより良い体験を提供することと同時にPGA TOUR、選手、パートナーの長期的成功と安定を支えるモデルを構築することに重点を置いていました」と話した。

理事会は以下の主要な要素を承認し、制度の具体的な詳細について今後検討の上、年内に理事会へ提出し承認を得る予定である。

PGA TOURチャンピオンシップシリーズの仕組みと出場資格:PGA TOURチャンピオンシップシリーズでは、シーズンを通してツアーのトッププレーヤー同士が常に競い合う。シーズンはおおむね2月~8月を期間とし、ザ・プレーヤーズ選手権、メジャー大会、ポストシーズン、国際対抗戦(プレジデンツカップ、ライダーカップ)を含めておよそ23~24大会が行われる。

  • PGA TOURチャンピオンシップシリーズのレギュラーシーズンの大会は、72ホールのストロークプレーで行われ、36ホール終了時点で65位まで(タイを含む)が予選通過しますが特別な形式が採用される場合もある(プロアマなど)。賞金総額は少なくとも2000万ドルとする。
  • フィールドは、各大会平均120名とする。補欠制度を設けない。
  • 出場者は、少なくとも前シーズンのポイントランキング上位90名とPGA TOURチャレンジャーシリーズから昇格した20名で構成される。最終的な出場資格については大会優勝者、特別保証制度適用者、キャリアによる特別資格保持者など特定の追加出場資格なども含め年内に理事会によって最終決定される。スポンサー推薦枠は有しない。

PGA TOURチャンピオンシップシリーズの開催地:PGA TOURは大会スケジュール、開催地、コース、スポンサーの最終調整を始める。メジャー大会を中心に最適化され定期的なオフウィークを含む。

  • PGA TOURは、2028年に開催するザ・プレーヤーズ選手権、メジャー4大会、ポストシーズン、プレジデンツカップの他、同シリーズに予定されているレギュラーシーズン15大会の内の10大会を既に確定させている。
  • 他は、既存の大会またはボストン、デンバー、ニューヨーク、フィラデルフィア、サンフランシスコ、シアトル、ワシントンDCなどで検討されている新しい開催地として検討されている。

ポストシーズンの強化:理事会は翌シーズンの昇格・降格制度、シーズンポイントランキングトップ選手の表彰、ポストシーズンでのマッチプレー方式採用を含める新しいシーズンエンドの構造を承認した。新スタイルのツアー選手権は名門コースがローテーションされる形式で、その多くでは初めてPGA TOUR大会が開催される。競技形式や開催予定地の詳細は、今後発表される。

PGA TOURチャレンジャーシリーズの仕組みと出場資格:PGA TOURチャレンジャーシリーズには、世界最高峰への復帰を目指す選手と共に才能豊かな新しい選手が出場する。同シリーズはPGA TOURチャンピオンシップシリーズのスケジュールと同時進行する形で少なくとも20大会が開催される。ハイレベルで高額賞金の大会がこれまでにもPGA TOURを開催してきた名門コースで行われる。PGA TOURチャンピオンシップシリーズのオフウィークに開催されるPGA TOURチャレンジャーシリーズのおよそ7大会は、その重要性や特典、注目度が高まる。

  • 同シリーズのレギュラーシーズンの大会は、72ホールのストロークプレーで行われ、36ホール終了時点でアマチュアを含める65位まで(タイを含む)が予選通過し賞金総額は少なくとも400万ドルとする。
  • フィールドは最大144名とするが日照時間などの理由により必要に応じて縮小される。
  • 出場権、また資格の基準は今後、理事会において最終決定される。

一貫性とハイレベルのフィールド:新モデルのシンプルさとファンやパートナーへの分かりやすさは2つのシリーズの違いが要因となる。

  • PGA TOURチャンピオンシップシリーズとPGA TOURチャレンジャーシリーズのメンバーは、それぞれのシリーズ内でのみ出場権を有する。(PGA TOURチャンピオンシップシリーズのプレーヤーは、PGA TOURチャレンジャーシリーズの大会に出場できない。)
  • PGA TOURチャンピオンシップシリーズのメンバーは、全ての大会の出場資格が同じであることで、スケジュールの確実性が担保される。(ザ・プレーヤーズ選手権やメジャー大会においては、各大会が有する特別な基準が含まれる場合もある。)
  • PGA TOURチャンピオンシップシリーズのプレーヤーに全ての大会に出場する義務はない。

昇格と降格:新しい競技構造では、正当な昇格と降格により毎シーズン、PGA TOURチャンピオンシップシリーズから少なくとも90名が出場資格を保持し、PGA TOURチャレンジャーシリーズから20名が昇格する。

  • 少なくとも90名がPGA TOURチャンピオンシップシリーズの出場権を保持する。保持できなかったプレーヤーは降格するが「ラストチャンスシリーズ」で再び出場権を取り戻すチャンスが与えられる。
  • PGA TOURチャレンジャーシリーズで2勝したプレーヤーは、PGA TOURチャンピオンシップシリーズに即時昇格する。
  • PGA TOURチャンピオンシップシリーズから降格したプレーヤーは、「ラストチャンス」シリーズ(詳細は下記)へ出場するチャンスが与えられ、PGA TOURチャンピオンシップシリーズの出場権を再取得できなかった場合、翌シーズンのPGA TOURチャレンジャーシリーズへ出場する。
  • 両シリーズの最終的な出場資格(戦略的提携の一環としてDPワールドツアーへのアクセスやPGA TOURユニバーシティーを含む)については2027年シーズン開幕前に最終決定される。

ポイントシステム:理事会は、PGA TOURのエコシステム全体にわたる新たなポイントシステムの導入を承認した。新システムは、ファンやメディアパートナーにとってより直感的でありながら、現行制度と同等の競技結果・参加基準を維持するよう設計されている。優勝への評価、上位フィニッシュを重視、予選通過の重要性を強調することで、各大会およびシーズン全体を通じて、明確かつ魅力的なストーリーを生み出す。

  • PGA TOURチャンピオンシップシリーズとPGA TOURチャレンジャーシリーズは、それぞれ独立したポイントシステムを採用し、ポイントは各シリーズ内でのみ獲得される。
  • PGA TOURチャンピオンシップシリーズでは、単一の一貫したポイント構造が適用される。
  • PGA TOURチャレンジャーシリーズでは、すべての共催大会において一貫した基準でポイントが付与されるが、PGA TOURチャンピオンシップシリーズのオフウィークやメジャー大会の開催期間中に行われる同シリーズの大会では、より多くのポイントが付与される。
  • 各シーズンの終了時に、それぞれのポイントランキングに基づき、両シリーズ間での昇格、残留、および降格が決定する。
  • 各シリーズのポイントシステムに関する詳細は、今後発表される。

秋季開催の格上げされた海外大会:秋季スケジュールには、PGA TOURチャンピオンシップシリーズのトッププレーヤーが出場する格上げされた海外大会が限定的に組み込まれる。これらは、戦略的提携の一環としてDPワールドツアーと共同で開催されることが見込まれる。

「ラストチャンス」シリーズ:PGA TOURは秋季に4〜6試合からなる「ラストチャンス」シリーズを新設する。同シリーズの上位者には、PGA TOURチャンピオンシップシリーズへの出場権が与えられる。出場資格は、PGA TOURチャンピオンシップシリーズから降格した選手、PGA TOURチャレンジャーシリーズの選手、および今後決定されるその他の資格を持つ選手に付与される。PGA TOURチャンピオンシップシリーズから降格し、同シリーズを通じて復帰できなかったプレーヤーは、翌シーズンのPGA TOURチャレンジャーシリーズに出場できる。

クオリファイングトーナメント(Qスクール):PGA TOURは、今後もクオリファイングトーナメント(Qスクール)を開催する。これにより、PGA TOURチャレンジャーシリーズ、「ラストチャンス」シリーズ、そして育成パスウェイを含む、PGA TOURのエコシステム全体への参入機会が提供される。Qスクールの出場資格や特典の詳細については、理事会の承認を経て、年内に発表される。

PGA TOUR育成パスウェイ:PGA TOUR育成パスウェイの具体的な内容については、今回採決対象ではないが理事会は、次世代の選手を発掘・育成し、ツアーの長期的な成功と持続性を確保する上で、組織化された育成パスウェイ(現行モデルにおける Korn Ferry Tour、PGA TOUR Americas、PGA TOUR University で構成されるもの)が極めて重要であると認識している。PGA TOUR育成パスウェイは、最終的にPGA TOURへとつながる競技システムの重要な一部を形成する。詳細については、年内の理事会で採決が行われる。

ブライアン・ロラップ最高責任者はアメリカ東部時間午前10時より、今週開催されるトラベラーズ選手権の会場であるTPCリバーハイランズにて、メディアへの説明および質疑応答を行う。記者会見の模様は、ゴルフチャンネルで生中継されるほか、PGA TOURのSNSやデジタルプラットフォームでも配信される。

PGA TOURについて

PGA TOURは、ファン、パートナー、コミュニティのためにゴルフ界最⾼峰の選⼿が登場する世界で最も魅力的なプロゴルフの競技をお届けすることに取り組んでいます。フロリダ州ポンテベドラビーチに本部を置くPGA TOURはPGA TOUR、PGA TOUR Champions、Korn Ferry Tour、PGA TOUR Americas、PGA TOUR Universityを運営しています。これまで全てのツアーで集まったチャリティ総額は40億ドルを超えます。

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