久常涼がサー・ヘンリー・コットン・ルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞
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DP WORLD TOURで印象深い1年目のシーズンを終えた久常涼が日本人として初めてサー・ヘンリー・コットン・ルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
21歳の久常は、カズーオープンdeフランスでの優勝の他、7回のトップ10を記録しレース・トゥ・ドバイを17位で終えた。
久常は2022年11月に行われたQスクール・ファイナルステージで7位に入りツアーの出場権を獲得した後、開幕戦のフォーティネットオーストラリアPGA選手権で2位に入り華々しいツアーデビューを飾った。
2023年の春先には、ヒーローインディアンオープンとマジカルケニアオープンで2大会連続トップ10に入るなど活躍を見せたが、シーズンを通してのハイライトはル・ゴルフナショナルで行われたカズーオープンdeフランスで日本人として40年以上ぶりとなるヨーロッパでの優勝を達成したことだ。最終日はバックナインで5つのバーディを奪う66のスコアで回り、2位に2打差をつけての優勝で世界ゴルフランキングでも自身初のトップ100入りを決めた。
久常は他にもソウダルオープン、メイド・イン・ヒマーランド、バラクーダ選手権、ネッドバンクゴルフチャレンジでトップ10を記録し最終戦のDP WORLD TOUR選手権を18位Tで終えた。結果、2023年レース・トゥ・ドバイの最終ランキングを17位で終え、最後の10番手で2024年PGA TOURの出場権を獲得し、両ツアーのメンバーシップを確保した。
世界ランキング83位の久常は、強力なライバルを退けDP WORLD TOURの大会コミッティー3人と同ツアーのエグゼクティブ3人で構成されるパネルにより、名誉ある2023年サー・ヘンリー・コットン・ルーキー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。
久常と同賞を争った選手には、プロ転向3ヵ月でオメガヨーロピアンオープン優勝に加え、他にもトップ10を2度記録し欧州選抜チームでライダーカップに初出場したスウェーデンのルードヴィッヒ・アベルグ 、全英オープンで2位Tに入った韓国のキム・ジュヒョン、イングランドのダン・ブラッドべリーとダン・ブラウン、ニュージーランドのダニエル・ヒラー、北アイルランドのトム・マッキビンなど2023年にツアーで優勝しDP WORLD TOUR選手権に出場した顔ぶれが名を連ねた。
久常は「とても嬉しいし、本当に驚いている。今シーズンはDP WORLD TOURでいい経験を積むことができ、とても楽しかった。カズーオープンdeフランスでの優勝は最高だった。努力を続けた末の素晴らしい結果だった。とても嬉しいし日本人としてDP WORLD TOURで優勝できたことを誇りに思う。3年前には、日本のQスクールで出場権を得ることができなかったが、2部ツアーに参戦し3勝して日本ツアーの出場権を獲得できた。そして去年ようやくDP WORLD TOURの出場権を手にし、今度はPGA TOURの出場権も手に入れた。興奮しているしとても嬉しい」と語った。
DP WORLD TOUR最高責任者のキース・ペリーは「DP WORLD TOUR1年目に素晴らしいシーズンを送りサー・ヘンリー・コットン・ルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞したリョウを祝福したい。リョウは世界を舞台とするDP WORLD TOURで戦う力強い日本人選手の一員であり今回、名誉ある受賞者の一人となった。ヨーロッパでも有数の名門コースでの優勝に加え、デビューシーズンで見事な安定感を見せた。21歳でDP WORLD TOURとPGA TOURの出場権を獲得した今、世界中で素晴らしい活躍を見せてくれる可能性を秘めていることは間違いない」と語った。
大会コミッティー委員長のデビッド・ハウエルは「今年は特に素晴らしい候補選手が揃っていたが、リョウはシーズンを通して、この賞を受賞するにふさわしい成績を残した。出場した27大会を通して世界の舞台で十分通用することを証明し、またツアーでも特に長い歴史を誇り難しいコースで開催されたフランスの大会での優勝は、とても強い印象を与えた。若く才能に溢れる彼のさらなる活躍を楽しみにしている」と話した。
サー・ヘンリー・コットン・ルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞者
1960年 トミー・グッドウィン(イングランド)
1961年 アレックス・ケイギル(イングランド)
1963年 トニー・ジャクリン(イングランド)
1966年 ロビン・リドル(スコットランド)
1968年 バーナード・ギャラハー(スコットランド)
1969年 ピーター・オーステルハイス(イングランド)
1970年 スチュアート・ブラウン(イングランド)
1971年 デビッド・ルウェリン(ウェールズ)
1972年 サム・トーランス(スコットランド)
1973年 フィリップ・エルソン(イングランド)
1974年 カール・メイソン(イングランド)
1976年 マーク・ジェイムズ(イングランド)
1977年 サー・ニック・ファルド(イングランド)
1978年 サンディ・ライル(スコットランド)
1979年 マイク・ミラー(スコットランド)
1980年 ポール・ホード(イングランド)
1981年 ジェレミー・ベネット(イングランド)
1982年 ゴードン・ブランドJr.(スコットランド)
1983年 グラント・ターナー(イングランド)
1984年 フィリップ・パーキン(ウェールズ)
1985年 ポール・トーマス(ウェールズ)
1986年 ホセ・マリア・オラサバル(スペイン)
1987年 ピーター・ベイカー(イングランド)
1988年 コリン・モンゴメリー(スコットランド)
1989年 ポール・ブロードハースト(イングランド)
1990年 ラッセル・クレイドン(イングランド)
1991年 パーウルリク・ヨハンソン(スウェーデン)
1992年 ジム・ペイン(イングランド)
1993年 ガリー・オー(スコットランド)
1994年 ジョナサン・ロマス(イングランド)
1995年 ヤルモ・サンデリン(スウェーデン)
1996年 トーマス・ビヨーン(デンマーク)
1997年 スコット・ヘンダーソン(スコットランド)
1998年 オリヴィエ・エドモン(フランス)
1999年 セルヒオ・ガルシア(スペイン)
2000年 イアン・ポールター(イングランド)
2001年 ポール・ケーシー(イングランド)
2002年 ニック・ドハティー(イングランド)
2003年 ピーター・ローリー(アイルランド)
2004年 スコット・ドラモンド(スコットランド)
2005年 ゴンサロ・フェルナンデス・カスターニョ(スペイン)
2006年 マーク・ウォーレン(スコットランド)
2007年 マルティン・カイマー(ドイツ)
2008年 パブロ・ララサバル(スペイン)
2009年 クリス・ウッド(イングランド)
2010年 マッテオ・マナッセロ(イタリア)
2011年 トム・ルイス(イングランド)
2012年 リカルド・サントス(ポルトガル)
2013年 ピーター・ユーライン(米国)
2014年 ブルックス・ケプカ(米国)
2015年 アン・ビョンフン(韓国)
2016年 ワン・ジョンフン(韓国)
2017年 ジョン・ラーム(スペイン)
2018年 シュバンカー・シャルマ(インド)
2019年 ロバート・マッキンタイア(スコットランド)
2020年 サミ・バリマキ(フィンランド)
2021年 マティアス・シュミット(ドイツ)
2022年 スリストン・ローレンス(南アフリカ)
2023年 久常涼(日本)




